茅ヶ崎方式とは
「茅ヶ崎方式」とは、「茅ヶ崎方式英語学習法」とも言い、1981年4月に茅ヶ崎市で当時のNHK国際放送記者4人が中心となって始めた学習会における英語学習法の名前です。「聴けない言葉は話せない」という原理から「聴く力」の向上に重点を置くと共に、「自律学習」によって自らの弱点を解消し、国際的なコミュニケーションに役立つ英語を、段階的に身に付けます。
茅ヶ崎方式では、基本使用語彙数をレベルに応じ500語、1000語、2000語、4000語、とした教本Book 0からBook 4 に加え、その時々の国内外の書き下ろしニュースからなるリスニング教材(これをLCT (Listening Comprehension Test)教材といいます)を用います。これらの教本・教材は、社会のあらゆる事象をカバーするように、ニュースを素材として独自に作成されています。教材は英語運用力のレベルに応じて学習会ごとに毎回作成されます。
- 赤ちゃんは言葉を話せるようになる前に大人の話すことをそのまま受け入れて聞く時期を過ごします。茅ヶ崎方式でも目から文字情報を入れる前にまず音声をそのまま受け入れて聴くことからはじめます。
- 内容のある対話を外国人(英米人のみにあらず)とするために独自に厳選した必要十分な4,000語の使用語化をめざします。
- 内外の重要ニュースが教材。 地球上から核兵器はなくなるか、世界経済の動きは、地球環境はどう変化するのか・・・各クラスの教材の内容は、誰でも知っている最新のニュースです。
- 会話に使えるラジオニューススタイル。話し言葉に近い、いきいきとしたラジオニューススタイルですので応用自在。ニュースを聞いて自分の意見・感想をいえるようになりましょう。
- 国際化時代の本格的な英語力の涵養。着実に聴く力を身につけ、これを話す力、読む力、書く力に発展させ、本格的な英語力を身につけることができます。